ありがと、大好き。

タクシーの中では、私は喜屋武とずっと話していた。



多野先生はタクシーの運転手の方と話していた。


タクシーの運転手さんは多野先生に私たちのことを娘さん息子さんですか？なんて聞いていた。
多野先生は、部活の部員で私は顧問ですよ。なんて返答していた。



しかしながらかわいそうに、喜屋武はまた、男の子に間違えられていた。




「ドンマイ、喜屋武。」


「ドンマイじゃねぇ。なんで、性別間違えられるの。」



なんて、会話しているうちに関東大会会場に到着した。
お金は先生がいっぺんに払ってくれて、その後、ちゃんとお金を払った。