君色Diary
「待たせてごめんね。食堂でいいんだよね?」
「あ、うん!」
「うーん……」と考えていると、パッと立ち上がった葉月に、慌てて返事をする。
葉月はそんなあたしを見て笑うと「じゃ、行こっか」と歩き出して。
「葉月、今日は部活、何時間やるの?」
「今日は短かったよ。たしか二時間くらい」
「そっかぁ。陽向くん、部活のあとに、また空くんとバスケやるなんて、よく体力もつね」
「……そうだね」
歩きながら話していれば、急に暗くなった声。
それに思わず葉月の方を向けば、さっきみたいに、寂しそうな顔をしていて。
……んん?
今、陽向くんの話になった途端、雰囲気変わった……?
そういえば、昼間も陽向くんの名前出してからだったような……。
これは気のせいじゃないよね?
「あ、うん!」
「うーん……」と考えていると、パッと立ち上がった葉月に、慌てて返事をする。
葉月はそんなあたしを見て笑うと「じゃ、行こっか」と歩き出して。
「葉月、今日は部活、何時間やるの?」
「今日は短かったよ。たしか二時間くらい」
「そっかぁ。陽向くん、部活のあとに、また空くんとバスケやるなんて、よく体力もつね」
「……そうだね」
歩きながら話していれば、急に暗くなった声。
それに思わず葉月の方を向けば、さっきみたいに、寂しそうな顔をしていて。
……んん?
今、陽向くんの話になった途端、雰囲気変わった……?
そういえば、昼間も陽向くんの名前出してからだったような……。
これは気のせいじゃないよね?