君色Diary
「だからさ、ここにはaを代入して移項するんだよ。で、こっちはこの式にこの数を当てはめて計算していくだけだから……」
それでも、空くんは嫌な顔せずに、どんな簡単な問題であっても、あたしが分からないものは、全て丁寧に教えてくれる。
それだけでもキュンとしてしまうあたしは、早くも空くんにベタボレらしい。
「えっと……こうで、こうで……あっ、できた!」
教えてもらった通りにやれば、やっと解けた問題。
それが嬉しくて、パッと隣の空くんを見れば、表情を崩さずに「はいはい」と言いながら、ポンポンと頭をなでてくれた。
それにまた、キュンとして。
やっぱり、空くんは優しいな……。
知り合ってからまだ一週間なのに、ますます好きになっちゃうよ……?
「ほら、次。今のは中学生でも余裕で解けるんだから。今のままじゃ、まだ中学生以下だって」
「……はい」
……ちょっとだけ、意地悪だけど。
それでも、空くんは嫌な顔せずに、どんな簡単な問題であっても、あたしが分からないものは、全て丁寧に教えてくれる。
それだけでもキュンとしてしまうあたしは、早くも空くんにベタボレらしい。
「えっと……こうで、こうで……あっ、できた!」
教えてもらった通りにやれば、やっと解けた問題。
それが嬉しくて、パッと隣の空くんを見れば、表情を崩さずに「はいはい」と言いながら、ポンポンと頭をなでてくれた。
それにまた、キュンとして。
やっぱり、空くんは優しいな……。
知り合ってからまだ一週間なのに、ますます好きになっちゃうよ……?
「ほら、次。今のは中学生でも余裕で解けるんだから。今のままじゃ、まだ中学生以下だって」
「……はい」
……ちょっとだけ、意地悪だけど。