君色Diary
体育館に近づけば、まだ練習はしていないものの、人の気配があって。
ひょこっと中をのぞくと、ちょうど歩いてくる葉月がいた。
「……葉月っ」
体育館のドアに手をつきながら、控えめに声をかける。
すると葉月は、即座に反応して。
「七海!来たんだっ!」
パッと顔を輝かせると、昨日会ったばかりなのに、「久しぶりーっ」と抱きしめられる。
それにクスッと小さく笑えば、葉月も明るく笑って。
「あれ……ななみん…!!」
聞こえてきた驚いたような声に、あたしと葉月は、その方向へ同時に振り向いた。
ひょこっと中をのぞくと、ちょうど歩いてくる葉月がいた。
「……葉月っ」
体育館のドアに手をつきながら、控えめに声をかける。
すると葉月は、即座に反応して。
「七海!来たんだっ!」
パッと顔を輝かせると、昨日会ったばかりなのに、「久しぶりーっ」と抱きしめられる。
それにクスッと小さく笑えば、葉月も明るく笑って。
「あれ……ななみん…!!」
聞こえてきた驚いたような声に、あたしと葉月は、その方向へ同時に振り向いた。