君色Diary
「あっ、陽向くん!」
「ななみん、風邪治った!?キャラメル食べた!?元気!?」
あたしたちに気づいた陽向くんは素早く駆け寄ってくると、一気にまくし立てるように話す。
それに思わず苦笑を返せば、隣から葉月が陽向くんを押さえて。
「こら、陽向。七海は病み上がりなんだから、そんなにがっつかないの。キャラメルは食べてたし、学校に来てるんだから、元気だよ」
「あ、ごめん、ななみん……。なんか、久しぶりでテンションが……」
陽向くんは、葉月に注意されると、シュンと縮こまる。
あたしはそんな陽向くんに「ううん」と首を振ると、軽く笑って。
「キャラメルありがとう、陽向くん。美味しかったよ」
そう言うと、陽向くんと葉月の手のひらに、コロッとレモンとオレンジ味のアメを置いた。
「ななみん、風邪治った!?キャラメル食べた!?元気!?」
あたしたちに気づいた陽向くんは素早く駆け寄ってくると、一気にまくし立てるように話す。
それに思わず苦笑を返せば、隣から葉月が陽向くんを押さえて。
「こら、陽向。七海は病み上がりなんだから、そんなにがっつかないの。キャラメルは食べてたし、学校に来てるんだから、元気だよ」
「あ、ごめん、ななみん……。なんか、久しぶりでテンションが……」
陽向くんは、葉月に注意されると、シュンと縮こまる。
あたしはそんな陽向くんに「ううん」と首を振ると、軽く笑って。
「キャラメルありがとう、陽向くん。美味しかったよ」
そう言うと、陽向くんと葉月の手のひらに、コロッとレモンとオレンジ味のアメを置いた。