君色Diary
それからしばらくの間、あたしたちは課題をやりながら、時々バスケの観戦。
空くんたちはバスケをし続けて。
辺りが暗くなり始めた頃、ようやくバスケをやめた二人に、あたしと葉月は買っておいたポカリを渡した。
「あっちー!空ってば、容赦なさすぎだろー!!」
「容赦ないのはどっちだよ……。俺、現役じゃないっての」
二人は地面に座り込むと、持っていたタオルで汗を拭き、ポカリを飲む。
そして「あっちー!」と言い続ける陽向くんに、呆れた葉月が声をかけていると、不意に空くんと目が合った。
その瞬間、ドキッと跳ねる胸。
少し恥ずかしくて固まっていると、空くんはそんなあたしを見て、フッと笑った。
空くんたちはバスケをし続けて。
辺りが暗くなり始めた頃、ようやくバスケをやめた二人に、あたしと葉月は買っておいたポカリを渡した。
「あっちー!空ってば、容赦なさすぎだろー!!」
「容赦ないのはどっちだよ……。俺、現役じゃないっての」
二人は地面に座り込むと、持っていたタオルで汗を拭き、ポカリを飲む。
そして「あっちー!」と言い続ける陽向くんに、呆れた葉月が声をかけていると、不意に空くんと目が合った。
その瞬間、ドキッと跳ねる胸。
少し恥ずかしくて固まっていると、空くんはそんなあたしを見て、フッと笑った。