君色Diary
「……空く、……!?」
「ははっ。七海、変な顔」
そっと目を開けて顔を上げれば、むぎゅっとつままれた頬。
驚いて空くんを見れば、楽しそうに笑っていて。
ぐにぐにと、両頬をつままれて遊ばれる。
一見痛そうに見えなくても、それは地味に痛みを感じて。
「……いひゃい……」
「七海が悪い」
怒っていないようで、実は怒っているのか。
思わず呟けば、空くんは意地悪そうにニヤリと笑う。
そして頬はぐにぐにとされ続けて。
空くん、やっぱり怒ってたんだ……。
そりゃ、茉莉花ちゃんは、大事な幼馴染だもんね……。
笑って許してくれるなんて、そんな気のいい話があるわけ……
「これは、俺に心配かけた罰」
………へ?
……心配……?
「ははっ。七海、変な顔」
そっと目を開けて顔を上げれば、むぎゅっとつままれた頬。
驚いて空くんを見れば、楽しそうに笑っていて。
ぐにぐにと、両頬をつままれて遊ばれる。
一見痛そうに見えなくても、それは地味に痛みを感じて。
「……いひゃい……」
「七海が悪い」
怒っていないようで、実は怒っているのか。
思わず呟けば、空くんは意地悪そうにニヤリと笑う。
そして頬はぐにぐにとされ続けて。
空くん、やっぱり怒ってたんだ……。
そりゃ、茉莉花ちゃんは、大事な幼馴染だもんね……。
笑って許してくれるなんて、そんな気のいい話があるわけ……
「これは、俺に心配かけた罰」
………へ?
……心配……?