君色Diary
「怖くても……ちゃんと、言わなきゃ」
自分に向かって、ゆっくりと小さく呟く。
空くんの隣にいたい。
そんな願いを叶えるためには、自分から一歩、踏み出さなきゃいけない。
絶対成功するなんてことはありえない。
でも、チャンスがあるなら、それにかけたい。
そのために……ちゃんと、言わなきゃ。
「……告白するの?」
「っ、ひゃあ!?お、おおお兄ちゃん!?」
ギュッと握り締めた手。
それにゆっくりと深呼吸をすれば、隣から声をかけられて。
驚きで、バックンバックンと大きく鳴る胸。
パクパクと口を動かしながら、あたしはポカンとお兄ちゃんを見る。
お兄ちゃんが隣にいるの、忘れてた……。
うわぁぁっ、恥ずかしい……!!
自分に向かって、ゆっくりと小さく呟く。
空くんの隣にいたい。
そんな願いを叶えるためには、自分から一歩、踏み出さなきゃいけない。
絶対成功するなんてことはありえない。
でも、チャンスがあるなら、それにかけたい。
そのために……ちゃんと、言わなきゃ。
「……告白するの?」
「っ、ひゃあ!?お、おおお兄ちゃん!?」
ギュッと握り締めた手。
それにゆっくりと深呼吸をすれば、隣から声をかけられて。
驚きで、バックンバックンと大きく鳴る胸。
パクパクと口を動かしながら、あたしはポカンとお兄ちゃんを見る。
お兄ちゃんが隣にいるの、忘れてた……。
うわぁぁっ、恥ずかしい……!!