君色Diary
「あのさ、七海……。嬉しいんだけど、簡単にそういうことするから、俺が我慢するの、大変になるんだけど?」
「え……?」
「俺、我慢しなくてもいいわけ?」
ワケがわからず首を傾げれば、空くんは呆れたようにため息をつく。
そして、片手を頬にあてられたかと思うと、またそっと唇に触れて。
あ………。
もしかして……そういう、こと……?
やっと意味を理解すれば、かぁぁっと染まる頬。
その熱を手で感じ取ったのか、空くんは俯き加減だった顔を上げると、きょとんとしながらあたしを見て。
恥ずかしい……けど、空くんなら……。
空くんなら、あたしだって………。
ドキン、ドキンと鳴る胸。
もしかしたらそれは、告白するときよりも緊張しているかもしれない。
でも、恥ずかしくても、そう思うことは事実だから……。
「……我慢、しなくても……いい、よ……」
呟くようにそう言えば、驚きで見開かれる空くんの瞳。
それでも逸らさずに、ジッと空くんを見つめれば、頬にあった手は、そっと後頭部に移動して。
「……もう知らね」
そのまま、グイッと手に力が入った。
「え……?」
「俺、我慢しなくてもいいわけ?」
ワケがわからず首を傾げれば、空くんは呆れたようにため息をつく。
そして、片手を頬にあてられたかと思うと、またそっと唇に触れて。
あ………。
もしかして……そういう、こと……?
やっと意味を理解すれば、かぁぁっと染まる頬。
その熱を手で感じ取ったのか、空くんは俯き加減だった顔を上げると、きょとんとしながらあたしを見て。
恥ずかしい……けど、空くんなら……。
空くんなら、あたしだって………。
ドキン、ドキンと鳴る胸。
もしかしたらそれは、告白するときよりも緊張しているかもしれない。
でも、恥ずかしくても、そう思うことは事実だから……。
「……我慢、しなくても……いい、よ……」
呟くようにそう言えば、驚きで見開かれる空くんの瞳。
それでも逸らさずに、ジッと空くんを見つめれば、頬にあった手は、そっと後頭部に移動して。
「……もう知らね」
そのまま、グイッと手に力が入った。