さよならまでの時間

翔ちゃんの運転する車が聡くんの家に着くと、聡くんがもうすでに家の前に立っていた。

「翔・・・?なんで、お前まで・・・ま、とにかく家入って。」

そう言った聡くんは、あたし達を家の中へと案内した。

家の中は、荷物が綺麗に片付けられていて、聡くんがもうすぐいなくなることを実感させた。
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