刹那のひかり
ふたりが探してる時には既に

ミサキは死んでいた。

ミサキはあの世の使いと話してた

ミサキが都市伝説の場所にいきたかった理由。

自殺をするためだった。

みんなは気づかなかった

ナミのこと好きな人はたくさんいた。

女子に毎回のように

暴行とか嫌がらせを受けてた。

告別式の日

ナミは顔を出したくなかった。

自分が生きてるせいで

自分がミサキを好きになったせいで

ショウタは

ナミを殴った。

ミサキの告別式に

無理矢理つれていった。

「ミサキ…やだよ…

カノンをひとりにしないでよ」

悲しみのことばで

埋め尽くされていた。

謝っても悔やんでも

何をしても悔やみきれなかった。

自分が許せなかった。

死んでしまいたいとも考えた。

告別式後

母親からナミは

一枚の手紙を渡された。

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