素敵に政略結婚♪◆
建志が褒めてくれた。
それだけで、
私の心はウキウキと弾む。
私も、建志と一緒のこのパーティを楽しみにしていたし、
別に気分が悪いわけじゃないしっ。
「建志、会場に行きましょう?
わ…私も、建志の隣に立ちたいです。」
ちょっと恥ずかしくて、顔が紅くなるのがわかったけど、
建志をじっと見つめてにっこりと笑う。
建志もうれしそうに微笑んでから、
私の手をとった。
「あら、もう大丈夫なの?」
「お義母様!はい。ありがとうございます。」
にっこりと笑う。
隣に建志がいるっていうだけで
こんなにウキウキとしちゃう。
春乃は、楽しくパーティを過ごすのだった。