素敵に政略結婚♪◆
***
『春ちゃん!電話をしてくれるって嬉しいよ!』
「夏樹さん…」
私の携帯番号を知られるのは嫌だったので
実家から夏樹さんに連絡を入れることにした。
「今…電話大丈夫ですか?」
『あぁ。平気。
ようやく僕のモノになる気になった?』
楽しそうに笑う夏樹さん。
「…なりません。
いったい何のつもりですか?
私はーー結婚して幸せにーーー」
『本当に?
あんなにモテモテで忙しい旦那様に
満足してるの?
彼が優しいのは君が『日向井』だからだよ?』
解ってる。
完全な政略結婚・・・。
「それでも、
私は幸せです。」
『ふぅーーん。
じゃぁ、今からデートしようか?
春ちゃん実家でしょ?』
「えっ?!!」
『じゃぁ、今から15分ぐらいで行くから』
ぷちっ
夏樹さんはこちらの返事も待たずに
通話を切った。
ちょっ・・・ちょっとぉ・・・
どうしよう。
『春ちゃん!電話をしてくれるって嬉しいよ!』
「夏樹さん…」
私の携帯番号を知られるのは嫌だったので
実家から夏樹さんに連絡を入れることにした。
「今…電話大丈夫ですか?」
『あぁ。平気。
ようやく僕のモノになる気になった?』
楽しそうに笑う夏樹さん。
「…なりません。
いったい何のつもりですか?
私はーー結婚して幸せにーーー」
『本当に?
あんなにモテモテで忙しい旦那様に
満足してるの?
彼が優しいのは君が『日向井』だからだよ?』
解ってる。
完全な政略結婚・・・。
「それでも、
私は幸せです。」
『ふぅーーん。
じゃぁ、今からデートしようか?
春ちゃん実家でしょ?』
「えっ?!!」
『じゃぁ、今から15分ぐらいで行くから』
ぷちっ
夏樹さんはこちらの返事も待たずに
通話を切った。
ちょっ・・・ちょっとぉ・・・
どうしよう。