素敵に政略結婚♪◆

そのまま柔らかいベッドに押し倒された春乃は
顔を赤らめて、建志を見つめた。


「あのっ。建志!

 ---んっーーあっ。」

「何?ちゃんと、教えて。」


建志は少し意地悪そうににっこりと笑って、
春乃の太ももにゆっくりと指を滑らす。

その体をなぞられる感覚に春乃はぴくんと身をよじる。


触れられたところから、
熱くなる。


「あのっ。


 --んぅ。・・・・あのっ!!


 ドキドキしすぎて、お話しできませんっっ!!」




春乃が、ガバっと起き上がって
涙目で建志を見つめて抗議した。


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