胸キュン





湊と話を終えると彩乃と亜紀ちゃんが離れた。





今がチャンス?






「彩乃」






彩乃を呼ぶと彩乃が笑う。







「知花、野菜持って来てくれたの?」






私の手にはジャガ芋が…。







「あっ…うん。」






実は置くの忘れてました…、なんて言えないよね。






「今亜紀君が野菜取りに行ったのに…入れ違いだったね」






彩乃が優しく笑う。






「あっ…そうなんだ」






「でも今は湊君と話してるみたいだね。」






湊と方を見ると亜紀ちゃんと話をしているみたい。






彩乃を横目でチラッと見ると優しい顔で亜紀ちゃんを見てる。






「あは。サボりだね、亜紀君も湊君もさ。…って私達もかな?」





彩乃…、亜紀ちゃんに恋してるの?






< 115 / 162 >

この作品をシェア

pagetop