胸キュン
「彩乃ちゃん、野菜持って来た」
亜紀ちゃんが戻って来た。
「あっ、ありがとう」
私、お邪魔だよね。
「亜紀ちゃん戻って来たから湊の所に戻ります。」
お辞儀をすると亜紀ちゃんと彩乃が笑った。
「何故に敬語?」
あはは…なんか亜紀ちゃんの前で緊張してしまう…。
「理由はないよ。んぢゃねん」
二人から離れて湊の元に戻った。
「湊、ただいま」
「おっ、お帰り」
湊は今度は洗い物をしている。
「洗い物?」
「ん。そう」
湊のエプロン姿可愛い。
「手伝う?」
「何、ニヤニヤ笑いながら言ってんの?」
あっ、可愛いと思ってたからニヤニヤしてた。
「あは。ニヤニヤしてたかな?」
「してた。何でよ?」
少し不機嫌な湊。
「湊のエプロン姿可愛いなぁって思ってたの。」
私が理由を伝えると湊は顔を赤くした。
そして…
「男に可愛いはねぇだろ…」
と呟いてた。