胸キュン





「!」





「あは…////」






亜紀…彩乃ちゃんに本気だ…。





亜紀の顔が赤くなるのは本当に珍しいし…。






「最初は仲のいい友達だった。でも彩乃ちゃん片思い実らなくて俺の前で泣いたんだ。それから…彩乃ちゃん意識しだしたんだよね…///」






亜紀が照れながら笑った。






「亜紀…」





「友達思いだったり…彩乃ちゃんの事知ったら…もっとって思う。好きなんだなって思うよ。」






真面目にそして嘘偽りなく言う亜紀。





それだけ彩乃ちゃんに本気なんだ。






「叶わないかもしれねぇけどさ。今は傍にいたいんだ。近くにいたい。いつか伝えるけど…今は…って思うよ。有り得ないよな…。泣いた姿見ただけで好きになるとか。でも本気なんだ…。あいつ守りたいって思うんだ」






はっきり言う亜紀を尊敬する。





「亜紀、お前は凄いよ。自慢の親友だよ。有り得なくない。好きになるきっかけは…最初は小さい事だろ?俺だってそうだった。すげぇ小さい事で知花に惚れた。だけど本気だったから…。そんな自分の気持ち有り得ないなんていうなよ。誇りもて。
俺、亜紀が大事だし…応援するから。お前が応援してくれたみたいに俺も亜紀を応援する。だから諦めんなよ?傍にいるだけで満足すんな。気持ち伝えろ。後悔すんな。」






俺は亜紀に感謝してるから。





知花と今笑えてるのも亜紀のおかげでもあるから…。





だから亜紀には幸せになって欲しい。






「湊、ありがとな。」






言い過ぎたかなと思ったけど亜紀が笑ってるからそれでいっか…。





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