胸キュン




「はい、到着」





何のハプニングもなく神社に到着。






「ろうそくはここみたいだよ?ホラ、他の人のろうそくもあるし絵馬も置いてある。」






知花がろうそくを置いた。






「絵馬何書く?」






証って言われてもなぁ。






俺が悩んでいると知花が絵馬に書き出した。





「知花?」






知花は書いた後、笑って俺に絵馬を見せた。





『7月14日★恋人記念日、湊★知花
知花から湊へ♪
ずっと大好きだよ。これからよろしくね。』






「これも証だよね?」






照れたように笑う知花。






俺も絵馬に書き込む。自分の気持ち、知花への想いを。






『湊から知花へ。永遠に傍にいて知花を愛す。』






知花は驚いた顔をして






「ありがと…」






と呟いた。







『7月14日★恋人記念日、湊★知花
知花から湊へ。
ずっと大好きだよ。これからよろしくね。
湊から知花へ。
永遠に傍にいて知花を愛す。』






これが俺達の記念日の証。






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