胸キュン




また手を繋いで神社まで歩くと石段に座ってる湊と知花ちゃんを発見した。





知花ちゃんは俺達の存在に気付くと俺達の所まで走る。





そんな知花ちゃんを優しく見ながら湊も近付いて来る。





「彩乃ぉー」





知花ちゃんは彩乃に抱き着いた。






「知花…あの…あのね…」





彩乃が説明しようとすると知花ちゃんは笑った。






「わかってるよ。よかったね…。よかったね…彩乃…」





「知花ぃ…」






二人して泣いてる…。






「知花が1番好きぃ」





彩乃はそう言いながら知花ちゃんに抱き着いた。






って…知花ちゃんが1番かよ…(泣)






「私も彩乃が1番大好き★」





あらら…知花ちゃんも?





湊を見ると少し落ち込んでる。






そんな湊に近付いて、肩を軽く叩いた。





気持ち…わかるよ。






「亜紀、おめでとう」






湊も俺の肩を軽く叩いた。






「サンキュ。いろいろと」





背中を押してくれてありがとう。





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