胸キュン





「あっ、彩乃見て?」





知花ちゃんが彩乃に絵馬を見せる。





「あ!!///」





湊が少し慌てた。






えー!?なんかあんの?見えないけど?





知花ちゃんが彩乃に絵馬を渡す。






それに彩乃が何かを書き込む。





書き終えたのか彩乃が俺の所に絵馬とペンを持ち走って来る。





「亜紀君も書いてね?」





絵馬を見ると…






『7月14日★恋人記念日、亜紀★彩乃
彩乃から亜紀へ。
亜紀君が奇跡でよかった。大好き。』





「え…!?///」





「知花と湊君も書いたんだって。同じ日に恋人になれたから…。私達も書き残そう?」






あっ…俺と彩乃の記念日と湊と知花ちゃんの記念日一緒なんだ。





照れながらも俺も書き込む。






そして−−−





二つの絵馬を隣同士にかける。





「またここに来ようね?」




「想い出の場所だもんね」





「でもこれ見るたび照れそう…」





「まぁ…確かに…」





『7月14日★恋人記念日、湊★知花
知花から湊へ。
ずっと大好きだよ。これからよろしくね。
湊から知花へ。
永遠に傍にいて知花を愛す。』





『7月14日★恋人記念日、亜紀★彩乃
彩乃から亜紀へ。
亜紀君が奇跡でよかった。大好き。
亜紀から彩乃へ。
ずっとずっと、大好きだぁ!!離さない!』





この絵馬は俺達と湊達の宝物。






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