胸キュン




「そうなの?まぁ違っても相田君はないよ。多分付き合っても絶対相性合わないもん。」





翠は「私、理想高いのかなぁ」とぼやいていた。






「知花は?湊君とどぅなの?」





彩乃がいきなり私に話しをふる。





「彩乃ぉ、聞くだけヤボだって!湊君だよ?ラブラブに決まってんじゃん★」






うっ…ラブラブかぁ…。





「一週間位…逢ってないんだよね」






私がボソッと呟くと二人は…





「「はぁぁあ!!??」」





と大声を出した。





「逢ってないって…何で?喧嘩でもしてるの!?」





心配そうな顔をする彩乃。






「喧嘩なんかしてないよ。ただ平日は湊部活で休日はバイトで逢えないだけ。電話とかはしてるから。でも逢うのは明日が一週間ぶり…」





だから凄い楽しみで…凄い緊張しているの…。





「明日、逢えるならよかったね。」





翠が優しく笑う。





「でも…水着恥ずかしいよね…」





可愛いって言ってくれる?





それとも私のスタイルに幻滅する?





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