胸キュン
「陽ちゃんも好きな人が出来たんでしょ?進展あった?」
私がこの話題を陽ちゃんにしたら慌てて照れるはず♪
だけど私の予想とは違ってて…
「ん?まぁまぁかな?」
あっ…はぐらかされた。
「まぁまぁって…。付き合ってるの?」
「んー。友達以上恋人未満みたい」
結構、仲はいいんだぁ。
「告白しないの?」
「考え中かな」
陽ちゃん…本気で答えてないなぁ。
「誰なの?」
1番気になってた事を聞く。
陽ちゃんは少し考えて言った。
「同じ学年の人。」
同じ学年って…何百人もいるじゃん。
「恋人になれたら教えるよ。知花も教えてくれたもんな?」
また子供扱いだ…。
陽ちゃんにとってまだ私は子供にしか見えてないって事だよね…。
本当に私と陽ちゃんって兄と妹みたいな関係。
この関係も好きだけどね。
「知花、もう寝ないと明日辛いよ?体力ないんだから寝れなくても転がってな?」
陽ちゃんが私の頭を撫でながら言った。
確かにそろそろ寝ないと明日辛いかもな…。
「ん。わかった。おやすみなさい」
「おやすみ、知花」
陽ちゃんと話したおかげで少し興奮がさめてベッドに入った途端寝てしまってた。