胸キュン
次の日★
なんとか間に合った…。
「ごめんね、お待たせ」
待ち合わせ場所に行ったらもう皆集まっていた。
「知花、ドベっち」
「!」
湊だ…。
「知花」
湊が私を優しく見る。
「み…湊…」
たった一週間ぶり。
だけど私にとったら凄く長い時間だったの…。
ずっと、ずっと逢いたかったの。
「知花、おいで?」
湊が照れながらも私を呼ぶ。
私も照れながら湊の近くに行く。
湊の目の前まで行くと…
ギュッ!!
湊が私を抱きしめた。
「湊…!?///」
皆いますから!!///
「久しぶり。ごめんね?」
「!」
湊の“ごめんね”が…あぁ私…辛かったんだなって感じさせた。
私…湊に逢いたいのを…我慢してたんだなって。
だから…甘えてもいいよね…?
開き直った私は強く湊を抱きしめた。