胸キュン

胸の痛み



「知花?」


「あっ…///////」



下を向いてたのに瀬川君に顔を覗き込まれた。



顔…真っ赤なのに…。



「知花…可愛い☆」


「へ?きゃあ//////」



瀬川君にいきなり抱きしめられた。



やだ//////



胸が痛いよ…//////



「離して/////」



「あっ、ごめん」



あんなに笑顔だったくせに今度はシュンってなってる…。



なんだか子犬みたい…。



って…そんな事より!



「…私…瀬川君の事…よく知らない…。」


「そうだね」


「瀬川君だって…知らない…でしょ?」


「知らない」


「お互いがお互いの事…知らないのに…付き合うのは…無理だよ…」


それに一緒にいたら胸の痛みで死んじゃう。


「なら…知っていけばいいじゃん」


「へ?」


「一ヶ月間付き合って?その後決めてよ」


一ヶ月!?



< 18 / 162 >

この作品をシェア

pagetop