胸キュン


「ってか何で陽太いねぇの?」


「入学式の準備とか言ってたけど。実行委員らしーよ」


「はぁあ!メイクバッチリして来たってのに」


さっきから彩乃が言ってる人は私の幼なじみ。



時長陽太【トキナガ ヨウタ】
高校二年。



私達の一つ年上で彩乃の憧れの人。



私にとって陽ちゃんはお兄ちゃん的存在。



同じ高校だから朝、一緒に行く事になってた。



とゆーのも、陽ちゃんが今、家に居候してるからで…。



だから一緒に行ける。



陽ちゃんの両親が今、海外に行ってるから家が陽ちゃんを預かってる。



陽ちゃんは好きだけど同居生活大変な事もある。



お風呂はちょい恥ずかしいし…。



部屋隣だからいびき聞こえないかな…とか。



まぁ大変なの!



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