胸キュン


「知花ぁ!合同リレーの順番決めるぞ!」


「あっ、うん!」



湊が呼んでる。



そっか!合同リレーの集まり!



「おらっ!行って来い」



「きゃ!あーびっくりした」



亜紀ちゃんに背中を叩かれた。



多分、亜紀ちゃんの応援エールだ。



「了解!ありがと!亜紀ちゃん♪」



私は湊の所まで走った。




「湊!」


「亜紀と話してたんだ?」


「うん。相談にのってもらってたんだ。」


「相談?亜紀に?」


「亜紀ちゃんって大人だよね。カッコイイ!」


「うん!俺もそう思うよ!亜紀は俺、凄い尊敬してるんだ!」


「亜紀ちゃんを?」


「俺、亜紀に凄い感謝してるし。亜紀が凄い大事なんだ!」


「うん!」



湊が凄い嬉しそうに亜紀ちゃんの事を話すから私も嬉しくなった!



だって亜紀ちゃんも湊の事、大事にしてるっぽかったし。



湊も亜紀ちゃんが大好きみたいだし。



なんか二人見てたら親友の凄さを感じちゃう。



「知花?なんか嬉しそうだね。」


「二人見てたらなんか嬉しくなる!」


「?」


「いいね。湊も亜紀ちゃんも。」


「そう?」


「凄く!」



凄く素敵だよ!



「でも彩乃ちゃんも知花の事、大好きだよね?見ててわかるよ。」


「え?彩乃が!?」


「二人も親友だろ?」


「うん!彩乃とは永遠に親友♪私も彩乃大好きだもん」


「うん。俺も亜紀大好きだし、一緒だな♪」


「一緒だね!」


「いい笑顔!」



そんな事言ってる湊も凄い、いい笑顔だよ?



「だけどね、翠も大切な友達だよ。」


「当たり前だろ。」


「私、今の五人が大好き」



この時間がずっと続けばいいなぁ…。



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