胸キュン



ホームルーム開始!



「体育祭で無理させたので臨海教室では自由にメンバーを決める事にします。六人〜七人班を作りなさい!はい、開始!」



「知花ぁ。翠ぃ。一緒の班になろ?」


「当たり前だし。」


「俺と湊も入れて」


「それも当然ですから」


「でも、私達の班は五人班になっちゃうよ?後、一人か二人、入れなくちゃ」


「えー。この班でいいし。違う奴来たら普通でいられないじゃん。」


デビル彩乃を知ってる人は私達だけだもんね。



「五人班は駄目なのかな?」


「規則は規則じゃん?誰でもいいから連れてくれば?」


「でも可哀相じゃない?私達は仲いいけど、その子は仲良くないじゃん?孤独感を感じないかな?」


「…二人にする?」



これはなかなか…難しい問題ですなぁ…。



五人で考えていると…。



「入れてくれねぇかな?」


「相田君!」



相田君が私達に声をかけて来た。



「私も、この班になりたいんだけど…」



相田君の後ろからは古下さん。



「え…?」



相田君と古下さんって仲いいの…?



「駄目かな?」


「駄目とかはないけど…いいの?」


「もちろん。私は古下小夏【フルシタ コナツ】。臨海教室の間だけよろしくね」


古下さんって小夏って名前なんだ。初耳だ。



「俺は相田鷹斗【アイダ タカト】。よろしく」



相田君は鷹斗って名前なんだ。これまた初耳。



って事で私達の班のメンバーは…。



私・湊・彩乃・亜紀ちゃん・翠・相田君・古下さんになりました。




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