胸キュン




「知花、荷物かして。俺が持つ。」





そう言って湊は私の荷物を奪った。





「へ?いいよ。悪いから!湊はトランプ…一位だったじゃん。」




「俺が知花の荷物を持ちたいの。いいから。貸して」




「…湊…照れてるの?」




「うるさい///////」





湊は珍しく耳まで真っ赤。





「…ありがとう。湊」





「おぅ!////////」





そんな時、死にそうな亜紀ちゃんが私達の隣に来た。





「湊!お前、人の荷物持つなら自分の持て!」




「ばぁか。知花だから持つんだよ。」




「お前なぁ。もし知花ちゃんが負けてたらどーしてたんだよ。」





「知花が負けてたら俺が変わりに罰ゲームしてたし♪」




「この馬鹿男!!!!!」





こんな話をするのは…私がいない所でしてよ。




照れるじゃん…/////





でも、私…本当に湊に好かれてる…。





私も多分きっと好きだけど…この関係が壊れる事が怖い。




別に恋人にならなくても幸せならこの幸せを壊してまで恋人になる必要は無いよね…?




湊は今の関係は嫌なのかな…?





だけど待たせてばかりじゃ駄目だよね…。





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