星のカケラ
突然
ピピピピー
「ん…」
いつも通り、自室で鳴り響く目覚まし時計の音をベッドの上から手を延ばし止める。
窓のカーテンを開けると、
さっきまで少し暗がかっていた部屋も一気に明るくなる。
いつものように、ベッドから立ち上がり、制服に着替える。
私の学校は、私服でも制服でもどちらでも良いが、私のように服を選ぶのを面倒臭がる人間も居る訳だ。
そーゆう人は本校指定の制服に着替える。と、言っても私服が大半なのだが。
私は自室から出て、一階のリビングまで向かった。
分かる人も居るだろうが、私はいつも二階の部屋で過ごしている。
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