恋のレシピの作り方
第二十章 伝えられなかったメモ
「司、彼女を部屋に泊めたそうですね?」
一条が休憩室に入ると、羽村が横目を向けながら冷たい声で言った。
「お前がなんで、そのことを知っている?」
「ルームサービスの従業員が話してましたから、はぁ……少しは軽薄な行動だと思って謹んでください」
「……」
一条が休憩室に入ると、羽村が横目を向けながら冷たい声で言った。
「お前がなんで、そのことを知っている?」
「ルームサービスの従業員が話してましたから、はぁ……少しは軽薄な行動だと思って謹んでください」
「……」