恋のレシピの作り方
「うん、わかった」

『本当? じゃあ、ちょっと遅いかもしれないけど、一時に……そうだな、駅前の時計台前でどう?』

「う、うん……じゃあ、また後でね」

 そう言って奈央は通話を切った。




 駅前の時計台前―――。
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