ハチミツ




―――………
―――――………



購買へつくと、すでに人混み……


「うわぁ………やばっ」


菜奈が唖然として言った。


確かに………………入りたくないなぁ。


でも行くしかない!!


「よしっ!!」


あたしは気合いを入れた。






勢い良く人混みに入り込んだ。




がっ!!!



ドンッ!



「ふぎゃっ」





………いったぁ。
誰かに勢い良くぶつかっちゃった。

謝らなきゃ!


ヒリヒリと痛むおでこを抑え
涙目になりながら真ん前にいる
男の人に話しかけた。





「あの~」


すると男の人は振り返った。






……………………!!!!






その瞬間あたしは目を奪われた。






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