愛してると言わないで・・・

歩いても歩いても知ってる場所に出ない・・・

もう１時間以上あるいてるよね

「大倉君ここどこだろうね」

「マナちゃんもう無理して笑わなくていいよ
俺のせいでゴメン」

なにがマナちゃんを悲しませる奴は

許さないだよ

俺が悲しませてるじゃないか・・・

「ねえ大倉君泣いてるの？
なんで泣くの大倉君は悪くないよ
あそこのベンチに座ろ！」


「マナちゃんって本当に優しいんだね」

俺のせいで本当にマナちゃんゴメン・・・


「マナちゃん・・・
さっき俺の同級生が俺の昔の話しようと
してただろ？俺友達にしか話さないけど・・・
マナちゃんには話すわ」

「うん・・・ありがとぅ」

「でも最初にこれだけはゆっとくね
この話聞いたら俺のこと軽蔑すると思うけど・・・」


「しないよ！絶対しない」

大倉君がいい人ってことはわかってるから・・・

何を聞いても絶対軽蔑なんてしない！