sweetly
目が覚めるとお昼前だった。



…今日は土曜日か…


んー、まだ眠い……




「ちょこ、おはよ。」



「…おはよう。」


「まだ眠い?」


返事をする代わりに、けーちゃんにくっつく。


「ねぇ、そんなかわいいことしちゃまた襲うよ?」



「…そろそろ起きようか。」

私は眠い頭を必死で起こす。




「ふふっ、お姫様、お体は大丈夫ですか?」


私の頬を撫でながら、意地悪な笑顔。



「だ、大丈夫です。…たぶん。」




――――ほんとに、
いつからこんなに大切になったんだろう―――――
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