sweetly



――――――…あー、


ちょこを腕枕してるとすごい幸せ…。




「あ、さっき太一くん?からもらったの。」



小さな封筒…っ!!



素早くちょこから取り上げる。



「…何で?けーちゃんの特別…くれないの?」


「こんなの、特別でも何でもないから!」



うぅっ!そんなにかわいい顔されてもこれは見せられない。

…太一のやつ…。



「太一くんが、それはけーちゃんの特別だって…。」


お願い。とかわいくねだられたたら…

…もぅっ!



「見てもいいけど、その代わりもっかいするよ?」



「…いいよ。けーちゃんの特別が見れるなら!」

ちょこはニコッと笑って俺から封筒を取る。






あー、勘弁して。
心臓もたないから。


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