sweetly
「どこ行ってたの?」
「ん~、な・い・しょっ♪
あ、お風呂入ろ~♪」
な、内緒?
今まで隠し事なんてしたことのないけーちゃんが?
腑に落ちないけど、聞く勇気もない私。
もんもんと考え込んでいたら、けーちゃんがお風呂から上がった。
「ちょこ、今日は酔ってるからエッチはまた今度ね…。」
申し訳なさそうに言うけーちゃんに、
「あ…私も疲れてるから…。」
とぎこちない笑顔で答えた私。
その夜は、目が冴えて全然眠れなかった。