私のナイトはやくざ
でも・・・

このご時世、公務員になりたい人間はいっぱいいて・・・


彼の通う一流大学でもそれは同じで・・・

彼は彼の夢をかなえることができなかった。


私は、それでも、それなりの企業に勤めるように勧めた。

でも、彼はそれを拒んだ。


官僚以外考えられないと言って・・・

彼は、卒業をすることをやめ、新卒扱いできるよう大学を留年する事を決めた。


私は、就職先も決まっていたし、そのまま卒業をした。


私たちの歯車はそこから狂い始めていたのだ。
< 4 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop