私のナイトはやくざ
車の音が聞こえてきた。

「若が到着しましたよ、安心してください。」


・・・・・・


「真由・・・大丈夫か?」

和真さんの声が聞こえた。

その瞬間涙が止まらない・・・


『和真さん・・・助けて』

私を抱きしめてくれる和真さんの腕は力が入っていた。


「真由・・・大丈夫だよ。心配いらない。俺が傍にいる」


その言葉が私の震えを止めてくれた・・・

そして、私は意識を手放した。
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