私のナイトはやくざ
和真side
真由からの電話が途中で切れて、嫌な予感しかなかった。
今ここから俺が向かうより、マンションに待機させている奴を向かわせた方が早いと判断した。
俺は、車に向かいながら、公園近くを探すように指示を出した。
俺が公園に到着すると、すでに、真由は助け出されていて、
服の乱れが見えた・・・
一人で震えている真由を見たとき、俺は抱きしめていた。
すべてから守ってやると約束したはずの俺は、また守ってやれなかった。
真由は、俺がきたことで安心したのか・・・俺の腕の中で意識をなくした。