私のナイトはやくざ
「若・・・男は確保しました。
 ブラウスが破られて、かなり抵抗された様で、何度か殴られた跡がありましたが・・・」


「俺の真由に手出して、生きていられると思うなよ・・・」


俺は真由を車に寝かせ、元の場所に戻った。

確保されていた男は意識が戻ったようで…

助けくれといっている…

ふざけんな。俺の真由に手を出して・・・



「兄ちゃんよー。俺の女に何してくれてんだよ。
 誰の女にそのきたねー手を出したか分かってんのか・・・」


「すっすいません。助けてください・・・」

「答えになってねーな。」


「お前、彼女が高籐組若頭の女だって知っんのか」

「たっ高籐組・・・知りません。知りませんでした・・・」


「だろうな・・・でもいまさらおせーんだよ。」


その言葉と共に、俺は、男をなぐり付けた。
真由がどれくらい傷ついたかおめーには分かんねーだろうな。

俺は男が意識を失うまで、殴り続けた。


「あとは、頼む・・・」


俺は、そう告げると、車に戻った。



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