死神と私
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「水…香?起きろよ…もう10時だよ?」
「・・え?」
どうやら夢だったらしい。
和也は「どうした?」と聞いてきたが水香は「なんでもない」と答えてミズキと千愛姫の方を見る。
二人は着替え中らしい。
あれが夢であったことはいまだに信じられない。
リアルに現実のような出来事であったからだ。
夢に出てきた…女の死神。
そしてあの言葉.....
―紅蓮の紅蓮の季節がやってくるとき…次は…誰にしようかなぁ…?―
そしてずっと黙り込んでいると和也は「早く着替えてこいよ」といってきた。
そうだな…いつまでも考えっぱなしはダメだからな。