ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「‥何かしら?」


私は顔色一つ変えずに、綾乃先生を見た。


「あ、あの。‥みゆき先生は和樹くんのパパと付き合ってるんですか!?それとも正直先生と付き合ってるんですか!?」


「‥もし。そうだとしても、綾乃先生には関係ないでしょ?」


私は冷たく言って、靴を履き替えた。


「か、関係あります!」


綾乃先生がグッと私の目の前に踏み込んできた。
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