ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「‥そ、そんなんじゃないですっ!」


綾乃先生の顔が真っ赤に染まる。


「正直先生のどこが好きなの?顔?それとも性格?」


「‥だから、そんなんじゃ‥」


「それとも抱きしめるとわかる、華奢だけど引き締まった体かしら?結構いい体してるもんね、正直先生って。」


「‥ひどい‥っ。」


私の一言で、綾乃先生の頬を涙が伝った。


‥え?綾乃先生‥?





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