ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「良いことなんて1つもないよ!なんで親ってあんな分からず屋ばっかりなの?」


私がまだ呂律が回らないでいると、秀人が冷たいペットボトルの水を渡してくれた。


「‥ありがと‥。」


「どういたしまして。」


秀人がニコッと笑って運転席に背中を預けた。


冷たい水が喉を通ると‥火照った体が少し楽になった。


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