ねぇ?先生
部活終了の時間

生徒たちがぞろぞろとかえってった

「千優梨上手やな
 これで試合出来るな。」

「せいくん覚えててくれたの?」

「おう!忘れるわけないやろ。」

覚えててくれた。

嬉しい。

涙がでそうだよ・・・。

「うっひっく・・・うっ・・・」

「ち、千優梨?大丈夫か?」

「ごめんせいくん覚えててくれたことが嬉しくて
 つい泣いちゃった・・・。」

せいくんははぁとためいきをついた。
 
「だれが忘れるゆーたんや
 俺一応先生やで 
 千優梨のお願いなんて
 ずっと覚えてるんやからな。」

せいくんありがと

変なこと言ってごめんね

「せいくんじゃわたし帰るね!
 じゃあねばいばい」

「じゃ」

そう言って夕日の中を歩いていた。


「部活」

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