キミが望むのなら
友達とは違う……
でも、これが恋なの……?
悠君を見ると、胸が苦しくなる。
ギュ―って苦しくなって、呼吸が上手く出来ない。
でも、心はぽかぽかと温かくなるんだよね……
ほっとするというか、落ち着くというか……
「うふふ♪」
「な……なによ」
不吉な笑い声をあげる美樹。
「悠君のこと考えてたでしょ~~?」
「えっ!?」
「さっき携帯を見つめてた時と、同じ表情してるよぉ」
っ///
「まさに恋する乙女だねぇ~~」
「美樹っ///」
絶対美樹、楽しんでる!!
そうとしか思えない!!
「そ、そういう美樹は、信二君とどうなのよっ!?」
「え~~美樹ぃ~~?」
とにかく話題を変えよう。