おバカとお姫様
姫の手には真っ黒な物体。

何か…煙出てね?
え?食べるの?コレ。
てか、何なの?誰か…へるぷみー。



「あ~、何だろね?」



「え!わかんないの?マフィンだよぅ!!」



唇を尖らして拗ねる姫。

えー、その顔あかんて!犯罪やて!
めっちゃかわいいやん!(//∇//)

なにコレ、チュー待ち?チュー待ちなのっ??!



「食べて…ください。(照)」



いや!ここまでされて食べない人いるの?!
そんなヤツ人間じゃねえ!
いけっ!俺っ!!

命の危機を感じたって、食べるしかないんだ!
見ろっ、あのワクワク顔の姫を。



「…いただきます。」



一気に口の中に入れる…てか押し込む俺。





きぃーやああぁぁ!!!
何コレ、辛いっ!いや、苦いっ!
…酸っぱい??
もぅわかんないっ!何味なの?えっ、何味なのコレ?!



「どうですか?(照)」




………。




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