誰よりもキミを〜愉快な澤田家のおはなし〜
亜美が還って同点
三塁にいたときチラッとボールをみた
まだ行ける
全力でホームを目指して走る
もういいじゃん!!!
ホームベースにヘッド
微妙なタイミングだった
「………セーフ!!」
「蘭ーっ!!ナイスバッチ!!」
「ナイスラン!!!」
ホームでみんなに迎えられた
「ありがとうございました!!」
整列したあたしたち
みんな砂埃でユニフォームも真っ黒
でもみんなの顔がきらきらしていた