囚われ姫~星屑は寵姫となりて蝶姫となる~
うまく笑えてないのは解ってた。
それでもお義母様に、そんなふうに思って貰えることが嬉しくて。
だから我慢できなかった。
流れ落ちる涙を拭おうとせずにあたしは無理やり笑う。
「丹姱さん…あたし笑えてますか?」
「うん!儚げで可愛いわよ」
泣いてるあたしを見て、神崎さんがおろおろしながら話し掛ける。
それでもお義母様に、そんなふうに思って貰えることが嬉しくて。
だから我慢できなかった。
流れ落ちる涙を拭おうとせずにあたしは無理やり笑う。
「丹姱さん…あたし笑えてますか?」
「うん!儚げで可愛いわよ」
泣いてるあたしを見て、神崎さんがおろおろしながら話し掛ける。