プライマリーキス 番外編&溺愛シリーズ
「はぁ、……あんっ……ダメ」
「彼に、どこも触られてない?」
私は首を横にふるふると振るだけ。彼の背中にしがみつくので精一杯でお互いに繋がりあったところはお互いに抱きしめ合ってもうどこにも余裕がなかった。
「……嫉妬していないわけがないだろ? たとえ君を信じてても。それでも……君のこと考えない時間はなかったよ」
「私だって……同じなんだから。たった一日だって寂しくて」
こうして一つになってしまいたくてたまらなかった。
唇を重ね合って貪るように求めた。
半身もお互いの腰が張り付いてしまったようにうねる波を連ねて、瑞々しい水音を激しく打たせながら、そのうち潤哉さんが私の中で彼の情熱をすべて迸らせたのをじんわりと感じた。
ドキドキと激しい心音が追いかけ合い、濡れた唇が頬に張り付いて、艶っぽい瞳に見つめられ、荒々しい吐息が耳に触れる。
「このまま……離れたくない」
「……うん。でも、前にもこういうことあったよね。一度じゃ足りなくなる」
「それでもいい」
今夜は何か予感してる。彼と私とを繋いでいく未来がキラキラと希望に満ちるのを。
激しく求め合った後、潤哉さんの胸に頬を寄せながら、彼の肩越しに見えた丸い月の中に……未来の天使が見えたような気がした。
「彼に、どこも触られてない?」
私は首を横にふるふると振るだけ。彼の背中にしがみつくので精一杯でお互いに繋がりあったところはお互いに抱きしめ合ってもうどこにも余裕がなかった。
「……嫉妬していないわけがないだろ? たとえ君を信じてても。それでも……君のこと考えない時間はなかったよ」
「私だって……同じなんだから。たった一日だって寂しくて」
こうして一つになってしまいたくてたまらなかった。
唇を重ね合って貪るように求めた。
半身もお互いの腰が張り付いてしまったようにうねる波を連ねて、瑞々しい水音を激しく打たせながら、そのうち潤哉さんが私の中で彼の情熱をすべて迸らせたのをじんわりと感じた。
ドキドキと激しい心音が追いかけ合い、濡れた唇が頬に張り付いて、艶っぽい瞳に見つめられ、荒々しい吐息が耳に触れる。
「このまま……離れたくない」
「……うん。でも、前にもこういうことあったよね。一度じゃ足りなくなる」
「それでもいい」
今夜は何か予感してる。彼と私とを繋いでいく未来がキラキラと希望に満ちるのを。
激しく求め合った後、潤哉さんの胸に頬を寄せながら、彼の肩越しに見えた丸い月の中に……未来の天使が見えたような気がした。